財務戦略 債権回収についてやってはいけないこと 2019年4月5日 債権回収の応用編 同意不要・裁判手続き不要で相手の売掛先から直接回収できるのか? つい先日、外注費を払えず資金繰りに窮してしまったA社さんから、ご相談をいただきました。 外注先への支払いができなくなってしまった原因は、まさにその外注先にお願いした仕事の代金が、発注者の方からもらえていないからでした。 条件付きになります...
財務戦略 給与システムでやってはいけないノウハウ 2019年4月4日 決められたビジネスルールに従って点数化するシステムは、顧客だけでなく従業員に対しても効果的に活用することができる。 会社の給与体系 「固定給」 月々安定した固定給の比率が高いと従業員は前向きな努力を怠りがちになる 「実力給」 仕事の成果に応じた実力給の比率を高くすると、一部の優秀な社員だけが高給を得て、それ以外の社...
財務戦略 対銀行でやってはいけない財務ノウハウ 2019年4月3日 貸借対照表の純資産がマイナスであるとどうなるか 貸借対照表においては、右下にある「純資産」がプラスでなければ、融資を受けられる可能性はほぼ0になります。 また、貸借対照表の表面上は純資産がプラスでも、資産の部にある資産が、資産価値のないものであったら、その分は純資産から差引きされて計算されます。貸借対照表において、純資...
財務戦略 危ない会社を事前に見極めることが重要? 2019年3月26日 取引のある売掛先の管理について 起きてしまった未収金に対する対処法を学んでおくことも必要ですが、それ以前に、どうしたら引っ掛からないのかを学ぶことはより重要になってきます。 どのように危険を察知するのかについて、既に取引のある売掛先の管理という点にスポットを当ててお話しましょう。 重要なポイントはいかに他社よりも早く危...
財務戦略 売掛金に関するコラム 2019年3月25日 うちには払わないのに他社には払っている! 仕事をするために必要最低限の仕入先や外注先、社員の給与などは支払っています。そして、金貸しへの支払いもしていることでしょう。 では、なぜあなたには支払いがないのでしょうか?当社の顧問先で、急場の資金繰りを組み立てている時の一場面を見てみましょう。 ◇当 社:「A社長、このままの...
財務戦略 売掛金に関する財務ノウハウ 2019年3月22日 売掛金の早期回収ノウハウで変わる企業の健全性と信頼度 企業相手の取引になると代金の支払い条件は"後払い"になることが一般的だ。 しかし小売業や製造業の場合には、商品の販売代金を次の仕入れへと回転させなくてはいけない。そのため、売掛金の額が大きくなるほど資金繰りは苦しくなっていく。 売掛金を現金回収するまでにかかる期間は...
財務戦略 損益計画のみの経営計画の落とし穴 2019年3月19日 利益はほぼ達成できたのに、お金が増えていない! 利益はほぼ達成できたのに、お金が増えていない。逆に、減っていることがある。 こんな疑問を感じたことはないでしょうか? 売上・利益に重点を置いているから、経営者の意識が売上・利益重視に傾いてしまい、儲けることへの意識が希薄になっていると感じています。 ~売上利益重視の一例を...
財務戦略 銀行から今後5年の損益予測を求められたとき 2019年3月18日 なぜ未来の損益予測を立てるのか? 中小企業を経営するみなさまにとって、銀行等から 「将来の損益の見込を教えて下さい」と言われた場合、損益計算書をベースに今後5年分の売上や原価、経費その他の各項目を数値で入れていくものが一般的であります。 銀行等から提出を求められていてもその大半の方は 「将来のことがわからないのに、それ...
財務戦略 決算書や資金繰り表をきちんと理解する 2019年3月16日 決算書や資金繰り表を銀行はどう見るか <質問> 1.銀行の担当者の話では、経常収支を非常に重視しているということですが、経常収支と営業キャツシュフローとどういう違いがあるのですか? <回答> 1.経常収支は、資金繰り表の中で計算されるもの、営業キャッシュフローは、キャッシュフロー計算書の中で計算されるものです。似たよう...
財務戦略 経営者として利益と損益を考える 2019年3月15日 ビジネスの規模によって変動する損益分岐点 商売人の中でも「売上は多いほど良い、会社は大きくなるほど良い」と信じて疑わない人が少なくないが、それが「儲かること」とは必ずしも一致しない。 わかりやすい身近な商売として「飲食店の開業」による独立プランで考えてみよう。脱サラをして飲食店を開業しようとする場合には、まず店の立地と...